夏のレジャーの楽しみ方🌊

Category : 水泳の豆知識

    暑くなってきて、家族や友達と“海や川へ出かけよう!”と計画している方も多いのではないでしょうか?夏のレジャーはとても人気ですが、その反面、毎年多くの水難事故が発生しています。事故を未然に防ぐためにも、どんな注意が必要か、また事故に遭遇したらどのような対応をすべきか、夏を迎える前にチェックしておきましょう!

    昨年夏の水難事故発生状況

    昨年夏(7~8月の2カ月間)に発生した水難事故の発生件数は488件、水難者は601名(内中学生以下105名)と報告されています。水難者の約4割が死者・行方不明者となっており、水難すると命を落とす可能性も高いのが現状です。

    (参考:警察庁生活安全局生活安全企画課「令和6年夏期における水難の概況」)

    どんな場所で泳ぐのか

    夏のレジャーといっても「海」「川」「プール」など様々な場所で楽しむことができますが、場所によって注意すべき点も違います。


    • 潮の流れによって浅いところからでも自分が気づかぬうちに沖に流されてしまうことがあります。監視員やライフセーバーがいる「海水浴場」で泳ぐようにしましょう。また、危険な生き物にも注意が必要です。毒のある生き物に刺された場合は、すぐに陸に上がって処置をしましょう。

    • 地形によって急に流れが速くなる箇所があるため、膝下程度の浅い水位でも、岩場の多い川では滑って流されてしまう危険があります。また、足の保護のためにサンダルをはいた方が良いですが、かかとにストラップのあるものにしましょう。流されたサンダルを追いかけて事故になることがあるので、「流されても追いかけずそのままにする」ということを約束として覚えておきましょう。天候によっては水位が大きく変わるため上流の天候にも注意が必要です。
    • プール
      プールは楽しく安全な場所だと思われがちですが、危険はたくさんあります。プールのルールを守って、監視員の指示に従いましょう。

    ライフジャケットを着用しよう!

    ライフジャケットの着用で、水難事故にあった際の生存率はぐっと上がります。スポーツ用品店や通販サイトでも購入できますので、体にフィットするサイズを着用し、お出かけ前にはちゃんと膨らむかの確認もお忘れなく!

    水難事故にあったら「浮いて待て」

    もしも溺れそうになった時無理に手を振ったり、大きな声を出したりすると、逆に溺れてしまう可能性もあり体力も消耗していきます。「浮いて待て」は、一般社団法人水難学会が提唱している、溺れた際に生存率を高める自己救済方法です。

    水難事故を発見したらどうする?

    水難事故に遭遇しても、助けようと自ら水に入るのは危険です!空のペットボトルやクーラーボックス、かばんなどの浮くものを投げ入れて、海の場合は「118(海上保安庁)」、他の場所で救助が必要な場合は「119(消防)」または「110(警察)」に救助要請をしましょう。救助要請した際に、すぐに場所がわかるよう海や川ではGPSをONにしておくのがオススメです。
    せっかく思い出を作るなら楽しい思い出になるよう、ルールを守り、安全策をしっかりとってから、夏のレジャーをお楽しみください♪

    ※参考サイト
    ・政府広報オンライン(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201608/1.html
    ・海上保安庁 第八管区海上保安本部(https://www.kaiho.mlit.go.jp/08kanku/
    ・一般社団法人水難学会(https://uitemate.jp/

    夏のレジャーを安全に楽しむために

    夏のレジャーを思いっきり楽しむために、お伝えしたことをぜひご家族やご友人にも共有して、夏の素敵な思い出を作ってくださいね♪

    前述したことに加えて、特にお子さまは、日頃から水に慣れておくこと、水の楽しさも怖さも身をもって知っておくこと、水で遊ぶ時のルールを身につけておくことが、とっても大切です。
    名鉄スイミングスクールでは、水が怖いお子さまでも、一人ひとりのペースでしっかりと水慣れからスタートできます。また、レッスンを通して、プールで泳ぐとき、遊ぶときのルールを身につけることができます。
    ぜひ夏前に見学体験にお越しいただき、安全に楽しく夏のレジャーを楽しむ準備を始めましょう♪
    体験見学はこちら

    この記事の監修:この記事を書いた人:

    名鉄スイミングスクール春日井校加古ヘッドコーチ

    水泳はカラダにいい!と言われています。それを確かめにいらっしゃいませんか?水が大好きな私が全力でサポートいたします。

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